防塵マスク(ぼうじんますく)

防塵マスクとは何か

オリンピック目前の北京の空の色や防塵マスクをつけて歩いている姿をテレビなどで見て、大気汚染を心配されている方は多いでしょう。
大気汚染対策のため旅行にはマスクは必需品かもしれないですね。
日本では、花粉症を防いだり、病気の感染防止用のマスクが一般的です。
ほこりから身を守るためには、防塵マスクが思い浮かびますが、作業用のイメージがあるんですね。
防塵マスクとはどういったものでしょうか。

防塵マスクは、粉じんが発生する場所でその吸入により人間の体に有害な場合に使われるマスクです。
溶接、建物解体作業で発生するアスベスト、岩石の掘削などによる粉じんから身を守るものなんですね。
アスベストによる中皮腫を防ぐといえばお分かりになると思いますよ。
使い捨てや取替え式のマスクがあって、顔面との密着性や重さ、大きさなど用途に応じて選べるように様々な種類があるんですね。
それと、粉じんだけでなくて、院内感染やSARS感染を防ぐための高性能のマスクもあります。

マスクには厚生労働省の国家規格があるんですね。
防塵マスクにはこの規格に合格した性能の高い商品や、日常の生活に対応した簡易防塵マスクも販売されているそうです。
それと、日本の規格だけでなくて、EUやアメリカの規格に対応したマスクもあります。

大気汚染対策のためだけではなくて、鳥インフルエンザやノロウイルス、花粉も防ぐ防塵マスクも販売されているそうです。
何に対応したマスクを必要としているのかを考えて、商品説明をしっかり把握したうえで自分にあったマスクを選択した方がよさそうですね。
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